No.428 冬の鉄道旅行2016レポート

今年は山形県新潟県下越地方へ訪れました。

まずは上野から新幹線に乗り、福島へ。

福島駅。福島県の県庁所在地、福島市の代表駅で、ここから奥羽本線が分岐する。山形新幹線東北新幹線から奥羽本線へと入り、板谷峠を越えて新庄方面へと北上していく。

福島からは普通列車に乗り換える。719系による奥羽本線 普通 米沢行。奥羽本線庭坂~米沢間は県境且つ山岳地帯を通る為、普通列車の本数は1日6本と非常に少ない。
利用客は庭坂までは地元の方、庭坂以北は殆ど旅行客。因みに、奥羽本線の福島~新庄間は前述通り新幹線も同じ線路を走る為、普通列車と新幹線車両がすれ違うという、奇妙な(?)光景が見られる。

赤岩付近。この辺りは本数の少なさも納得できる程に人気が無い。因みに赤岩駅は冬季は全列車通過で、一応通過する事の案内放送もある。

米沢駅。山を超えて最初に着く街で、奥羽本線米坂線が接続する。米沢といえば米沢牛かな。・・・駅の規模の割には駅周辺は閑散としている気がした。

東口から少し歩いた場所にあるイオンタウン米沢。駅周辺には他にもヨークベニマルもある(イトーヨーカドーに見えたけど違かったw)。

米沢からは米坂線に乗り、坂町へ。車両はキハ110系2両。米坂線も小国~坂町間は1日6本しか列車が走らないという、中々のローカル線だが、太平洋側から日本海側へ抜ける為の重要な路線のひとつ。
学生の利用が割と多い印象。

沿線風景。本来は田園地帯だけど、雪で一面真っ白。日光が雪に当たってて眩しかった・・・。

坂町からは更に羽越本線/白新線に乗り、新潟へ。車両はE129系E129系は見たことはあったけど、乗るのは初めて。

新潟駅。本州日本海側最大の都市、新潟市の代表駅であり、新潟県内のあちこちから列車が集結するターミナル駅。写真は万代橋口。

新潟市の中心部は海に近いこともあって、雪は降っていても積雪が全然無い。

新潟からは信越本線/上越線に乗って水上へ。この"1742M"には3時間20分も乗り続けるという、嘗て無い長時間乗車だった。走行距離は常磐線の東京~高萩間に匹敵する。けど然程苦痛ではなかった。
車両はまたもE129系中越地方ではE129系はまだ馴染みがあまり無い様で、乗ってきた子供が真新しい列車に興奮したりしていた。

土合にて。E129系で初の上越国境越えである。
どうでもいいけど、E129系のドアチャイムはE721系701系の様なタイプではなく、E233系E231系とかと同じタイプ。

水上にて。新旧の上越線車両が並ぶ。

今回の鉄道旅行は正直、物足りなさを感じる旅行でした。特徴のある駅への訪問や観光といった要素がなく、ほぼ移動で終わってしまったので。
特に旅行当日、関東平野で雪の予報が出ていた影響で、新潟市での滞在時間を大幅に短縮した事が、物足りなさの最大の原因。
5年前、名古屋方面への旅行の際に起きた大雪による足止め。この出来事以来、本州太平洋側での降雪に関しては、とにかく警戒をしています。故に今回の旅行で新潟市には本来1時間30分程滞在して色々する予定でしたが、30分に大幅に短縮して帰る事にしました。
結局関東平野では積雪しなかったけどw
が、今回の鉄道旅行は今後の鉄道旅行の在り方について、考え直すきっかけにもなりました。
冬季は日照時間が短い分、夏季の様な大規模な鉄道旅行を行うのは適さないですね。前述した様に、積雪による交通網の混乱の危険性もあるし。それとTwitterでの実況ツイートはそこまで詳細に行わなくていいかも、と思いました。備忘録のつもりでやってたけど、バッテリーの無駄でしかなかった。