No.396 上野東京ライン&西多摩ミニ観光

3月14日、北陸新幹線の陰に隠れて開業した上野東京ライン
高崎線,宇都宮線(東北本線),常磐線,成田線我孫子支線東海道本線の線路が繋がり、相互直通運転が開始されました。
開業翌日、早速上野東京ラインへ乗りに行きました。

某駅で武蔵野線へ乗り換え、更に武蔵浦和埼京線快速に乗り換え。
赤羽で降り、いよいよ上野東京ラインに乗車。東海道本線直通普通熱海行きに。
ここから川崎まで乗車しました。乗車車両はE233系3000番台
開業したばかりなだけあって、撮り鉄,乗り鉄が多かったですが、思った程の人数でもありませんでした。
因みに、14日からE231系E233系の併結運転、湘南新宿ラインE233系運用も開始された模様。


赤羽→上野間は東北本線、東京→川崎間は東海道本線で、上野→東京間が今回開通した新区間です(厳密には"復活")。
上野を出発し御徒町秋葉原の脇を通過すると、どんどん高架線の高さを増していく。神田を過ぎると再び高架橋は低くなり、あっという間に東京へ到着。
乗った感想。正直「乗換要らなくなったわー」って思っただけw実際上野に到着しても、多くの乗客がそのまま東京,横浜方面へ乗り続けていました。
かなり高い所を走行しますが、風景は楽しめません。


メリットは勿論、高崎,宇都宮方面から熱海方面へ乗換要らずで移動できる点。
熱海発黒磯行き高崎発伊東行き前橋発沼津行きといった、凄まじい距離を走行する列車も現れました。故に寝過ごしたらとんでもないことに・・・。
但し常磐線は交直流電車を使用している都合で、品川までの直通となっています。
また、山手線/京浜東北線上野⇔東京間の混雑緩和も期待されています。 したが、効果が早速出ている模様。

デメリットは、これら5路線が一体となって運行される事で、遅延や運休が連鎖する事。例えば東海道本線で人身事故が起きると、その影響が高崎線宇都宮線常磐線等にまで及ぶ事が想定されます。

川崎に到着後は、"休日おでかけパス"を用いて西多摩へお出掛け。
まずは南武線の快速に乗車して立川へ。
南武線横浜線武蔵野線京葉線と共に、東京メガループを構成する路線の内の一つ。所謂"横軸"路線です。川崎市内を横断し、東急東横線や、小田急線、京王線といった"縦軸"に多く接続。沿線の風景はごく普通の住宅街、という感じ。
じゃあ相模線,八高線,両毛線,水戸線は東京ギガループとでも呼んでおこう。
左の写真に写っている車両は両方とも205系。中古車両ばかり買い取っている南武線ではあったが、去年秋になってE233系が投入された。

立川に到着後、青梅線へ乗車し、拝島へ移動。拝島からは五日市線へ乗り換え、終点武蔵五日市へ。
因みに青梅線五日市線八高線中央本線高尾以西はドアが半自動。つまり、ボタンを押さないとドアが開かない。地方部の鉄道路線ではよくある事だが、首都圏では始発駅を除いて珍しい仕様。
ご丁寧に「お降りの際は、ドア横のボタンを押して下さい。(+英語放送)」とか、「ドアを閉める際には、後ろのお客様にご注意下さい。」とかいう自動放送まで流れる。

武蔵五日市駅。東京都あきる野市にある。檜原村等、観光地への入り口となる駅。駅周辺が発展している割には、電車の本数が毎時2~4本と少ない気が。
・・・と思ったら、14日のダイヤ改正で大幅に本数が減らされていた様です。

武蔵五日市から拝島へ戻り、次は青梅線の終点奥多摩を目指す。

拝島からは青梅線青梅行きで青梅へ。青梅までは住宅街を走行する為、地元の方々の利用が多い。
そして青梅で奥多摩行きへ乗り換え。ここから先は、山岳地帯に突入。
青梅→奥多摩間にある11の途中駅の内、半数以上が無人駅。乗客は登山客や、沿線のイベントへ参加する観光客等が中心。ドアがボタン式である事も相まって、「遠くへやってきた」感がかなりする。が、ここは東京都内である。

奥多摩駅。駅の標高は343mで、東京タワーより高い所にホームがある。休日になると新宿(上りは東京)から奥多摩へ"ホリデー快速おくたま"号も運行される(右の写真に写っているE233系がそれ)。新宿~奥多摩間の所要時間は約1時間半。

駅周辺の風景。風が冷たくて心地良い。が、時間の都合上30分程で散策を終える。

奥多摩からは帰路。青梅線で青梅へ戻る。乗客が少なく、奥多摩発車時点では僕が乗っていた車両に1人も客がおらず。
青梅で立川行きへ乗り換え、立川から東京まで中央特快で移動。
東京からは本日2度目の上野東京ラインへ乗車し、帰宅。乗車車両は常磐線E231系(エメラルドグリーンの帯のやつ)。


今回のお出掛けもそうだが、僕って写真撮りまくっているなぁ・・・。たかが1日のお出掛けで、50枚近く風景を撮影しちゃう。