No.401 鉄道路線乗り潰しの旅 神奈川県編

春の鉄道旅行 兼 未乗(未訪問)区間を乗り潰す旅。今回は神奈川県方面です(埼玉県と静岡県もちょっと経由するよ)。

※ 川越までの経由は割愛。

まず川越で、八高線に直通する川越線八王子行に乗り換え。
八高線は八王子から北上し倉賀野へ至る路線(倉賀野からは全ての列車が高崎へ直通する)。運行形態は高麗川で南北に分断されており、八王子方面からの列車は高麗川から川越線に乗り入れ川越へ向かう。
一方高崎方面からの列車は気動車の為、高麗川で折り返す。

八王子からは相模線に乗り換え(乗り換え時間が短かった為画像無し)。
相模線は茅ケ崎から北上し、橋本へ至る路線。橋本から横浜線を経由し、八王子へ直通する列車も設定されている。八高線同様、列車はボタン式の半自動ドア

茅ケ崎に到着。ここからは東海道線に乗り小田原へ。

小田原で小休憩後、再び東海道線に乗り熱海へ。

熱海で熱海行から静岡行に乗り換え。JR東日本JR東海の境目にあたる駅。 列車は313系2両と211系3両を連結した5両編成。それまで15両編成の列車に乗っていた多くの客が短い5両編成の列車へ乗り換える為、混雑する(中には席を確保する為走る人もいる)。

沼津に到着。ここで暫しの休憩。沼津を訪れたのは約5年振りの事でした。
沼津市静岡県東部の主要都市の一つ。沼津駅は新幹線が停車する三島駅の西隣に位置します。首都圏から比較的近い為、関東方面の観光客等を多く見掛けます。
港町故、駅周辺は飲食店が多い。

沼津からは御殿場線に乗車。終点の国府津まで。
御殿場線は元々東海道本線であった路線であり、新線が開通した際に東海道本線から分離された。車窓からは富士山がよく見える。
因みにJR東海では唯一、神奈川県内を走行する路線(新幹線を除く)。

国府津に到着。海岸線に近い。国府津からは東海道線に戻り、大船へ。大船からは横須賀線に乗り換え。

横須賀線の終点、久里浜に到着・・・するも、徒歩で京急久里浜へすぐ移動し、京急線快特に乗車する。
横須賀線でそのまま折り返さなかったのは、京急線快特で移動した方が横浜に早く到着出来、後述する鶴見線の大川行にも乗車出来る為です。
しかし、京急久里浜駅のホームには未だに反転フラップ式の発車標が残されているとは・・・。

横浜で京浜東北線へ乗り換え(写真無し)。
この日は線路脇の支柱が倒れ、東十条から蒲田間の運転が見合わせとなっていましたが、この頃には全線で運転が再開されていました。

鶴見に到着。いよいよ本日のメインイベント、鶴見線に乗車。
鶴見線はほぼ全線に渡って京浜工業地帯を走行し、沿線の工場へのアクセス路線となっている路線です。平日は通勤客で賑わうものの、休日はそうした客はいなくなり閑散としていまいます。鶴見駅以外は全て無人駅です。
また鶴見駅では、京浜東北線鶴見線は同じJR線なのに中間改札があります(元々鶴見線が私鉄だった名残且つ不正乗車の防止目的)。

まずは大川行に乗り、大川へ。鶴見を発車すると国道、鶴見小野、弁天橋と停まっていき、安善からは大川支線に入る。カーブを通過しながら武蔵白石(むさし"しろいし"ではなく、むさし"しらいし")の脇を通過し、大川へ到着。

列車の本数の少なさ(平日9本,土休日3本)、古びた木造駅舎、線路に生い茂る雑草等、まるで秘境駅の様なロケーション。
埋立でできた島にある為、駅周辺は日清製粉等の工場しかない。

急いで撮影を済ませた後、折り返しの列車で浅野へ戻る。後述する海芝浦支線の分岐点。浅野駅周辺も工場か物流センターしか見えるものが無い。
ホームには猫が沢山住み着いている。人に慣れている様で、近づいても逃げない。有人駅ならぬ有猫駅?
こうした猫達の様子を見に、鶴見線へ訪問する猫好きな方もいるのだとか。

海芝浦行に乗り、海芝浦へ。乗客は僕含め4名、全員が海芝浦駅への訪問目的。

海芝浦に到着。
ホームが海のすぐ傍にある珍しい駅です。ホームの先には海芝公園が設けられており、夜に訪問すると京浜工業地帯の夜景を眺める事が出来ます。僕のスマホでは綺麗な写真が撮れなかったが・・・。
また海芝浦駅の珍しい点はこれだけでは無く、駅自体が東芝の工場の敷地内にあります。
その為に関係者以外は駅から出る事が出来ません。出ようとしても出口の先に従業員が入場する為の改札があり、守衛さんも立っている為止められてしまいます(更に駅出口は撮影が禁止されています)。
この様に珍しい駅の為、鉄道ファンだけでなく一般の方にも人気がある様です。

折り返しの列車に乗り、再び浅野へ戻る。浅野からは扇町行へ乗車する。写真は浅野駅を発車する浜川崎行の列車。

鶴見線の本線の終点、扇町駅。こちらも駅周辺はほぼ工場くらいしか目立つものが無い。浅野駅同様、猫が住み着いている。

折り返しの列車で浜川崎へ。浜川崎駅鶴見線南武線の支線が接続する乗換駅。但し鶴見線南武線支線とでは駅舎が別になっており、道路を渡って乗り換える必要がある。
また、跨線橋からはJFEスチール東日本製鉄所に直結している。

南武線の支線(通称:浜川崎支線)。尻手から分岐し、浜川崎へ至る。列車は2両編成、ワンマン運転。これに乗り、尻手へ。尻手に到着後は未乗区間である総武線に乗車しつつ、帰宅。