No.402 鉄道路線乗り潰しの旅 茨城県編

春の鉄道旅行 兼 未乗(未訪問)区間を乗り潰す旅。今回は茨城県方面です。前回以上に乗り潰しを前提とした旅であった為、今までで最も忙しい鉄道旅行となってしまいましたが、今回も列車の旅を楽しむ事が出来ました。

まずは西船橋総武線各駅停車に乗り、津田沼快速エアポートに乗車。
成田で降り、成田線普通列車に乗車。
佐原で降り、鹿島線普通列車に乗車、終点の鹿島神宮で下車。
(写真は佐原駅0番線ホームにて)

鹿島神宮駅。その名の通り、鹿島神宮の最寄り駅。鹿島市鹿島アントラーズのホームタウンでもある。
一応鹿島神宮を見る事が出来たが、滞在時間が少なく、急ぎでの訪問となってしまった・・・。

鹿島神宮でときわ路パスをゲットし、早速鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗車する。茨城県南東部の鹿島サッカースタジアム(運行上は鹿島神宮)から、水戸を結ぶ路線。
今年で開業30周年を迎えた、ローカル線としては比較的新しい方の路線。
名前からして海沿いを走っている様に思えるが、見えるのは海では無く湖(北浦)。沿線風景こそ長閑なものの、高架線だとか高架駅だとかを走行する結構立派な路線。
車両がかなりボロボロに見えるが、新車を投入する気は無いのだろうか・・・。

乗車中にて。「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前(ちょうじゃがましおさいはまなすこうえんまえ)駅」。
南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん)駅」に並び、日本一長い駅名として知られる。

水戸に到着。常磐線の他、水郡線鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が接続する、茨城県最大のターミナル駅(水戸線水戸駅が起点,終点ではない)。つい最近改装されたばかりの様で、中はピカピカ。
水戸市は納豆の街、水戸黄門の街としても知られている。

暫くした後、水郡線常陸太田へ移動する。

水郡線茨城県の"水"戸と福島県の"郡"山で水郡線。途中の上菅谷からは常陸太田へ向かう支線が分岐している。今回はこの支線を先に乗車しておく。
上菅谷以北の郡山方面はいつか乗車する、という事で。

常陸太田に到着・・・したが、折り返し列車で水戸へ戻り、常磐線で勝田へ。

再び水戸駅へ戻った際に撮影した発車標だが、「仙台」の文字がテープで消されている。
一応代行バスを利用すれば、常磐線だけでも仙台へは到達可能だが・・・。

ひたちなか海浜鉄道湊線。ひたちなか市の勝田から同市の阿字ヶ浦を結ぶ短い路線。旧茨城交通湊線。
中々個性的な車両が走行しており、1枚目の車両はキハ37100形、アニマルトレイン。
2枚目の車両は廃線となった三木鉄道の車両、ミキ300形(帰路で撮影したもの)。

阿字ヶ浦駅。路線はここで行き止まり。阿字ヶ浦海水浴場が近い。折り返しの列車でUターン。

中根駅で途中下車。所謂「秘境駅」と呼ばれている駅の一つ。
駅周辺は田圃と川しか無いが、農家の方のトラック等が結構頻繁に通る上(撮影しようとしていたら近くを通りかかったトラックにクラクションを鳴らされてしまった)、高層道路が近くを通っている為、秘境というよりは田舎の小さな駅という気がする。
2010年のサザエさんのオープニングにも当駅が登場。

友部駅では猛ダッシュで乗り換えた為画像無し

勝田からは常磐線で友部へ移動し、友部で水戸線に乗り換え。
ここ最近は水戸線常磐線で使用する415系1500番台の置き換えが進んでおり、僕が水戸線で乗車した車両はE501系、他の列車もほぼE501系orE531系に統一されている様な状況だった。
現状での、常磐線の南側の終点へ到達する竜田行にも、E531系を運用するモノがあるらしい。
水戸線は小山~小田林間にデッドセクションがあるからE531系でもいいと思うが、常磐線藤代以北は別にE531系でなくても別に大丈夫な気が・・・。
そして下館で降り、真岡鐡道真岡線へ乗車する。

真岡鐡道真岡線。旧国鉄真岡線茨城県西部の下館から、栃木県南東部の茂木(もてぎ)を結ぶ盲腸線(終着駅が他路線と接続していない)。車両はモオカ14形で全て統一されている。
土日や祝日になると「SLもおか」が運転され、多くの鉄道ファンが押し寄せるそう。

茂木駅。真岡鐡道真岡線の終点。下館以外での真岡線内の接続路線は無い為、ここで行き止まり。

折り返しの列車で下館へ戻り、最後は関東鉄道常総線へ。
茨城県南端部の取手から下館を結ぶ路線。概ね運転系統は取手~水海道(みつかいどう)と守谷or水海道~下館に分断されており、水海道以北は単線ローカル線、水海道以南は複線且つ都心への通勤路線という二つの顔を持つ路線。但し何れの区間も非電化。

筑波山をバックに広い田圃の中を走行している・・・のだが、もうこの頃には完全に夜。沿線風景を楽しむ事は出来なかった。

因みに"関東"鉄道というかなりのビッグネームを持つ鉄道会社なのに、鉄道路線常総線竜ヶ崎線しかない(しかもどちらも茨城県南部にある路線)。明らかに名前負けしている。

あとは真っ直ぐ帰りましたとさ。