No.433 秩父と横川駅訪問の旅

題の通り、今回は関東地方西部エリアへの訪問が主になりました。

池袋から西武池袋線 快速急行 三峰口・長瀞行に乗り、西武秩父駅で下車。横瀬で列車を切り離し、西武秩父経由三峰口行と御花畑経由長瀞行に別れるという、変則的な列車です。この列車には103分間乗車しましたが、こんな長時間の乗車にも最早慣れてきました。
どうでもいいけど、西武鉄道初利用。

西武鉄道西武秩父駅と、秩父鉄道御花畑駅。お互い近接しており乗り換えが出来るものの、西武秩父駅付近で工事が行われている為、遠回りになって乗換の時間がいつもよりかかります。
秩父市内では僅かに雪が残ってます。

御花畑駅から秩父鉄道に乗車(実際に乗ったのは上の画像のではない)。東武伊勢崎線との接続駅である羽生から埼玉県を横断し、秩父市の三峰口へ至る路線。駅舎といい、車両といい、ノスタルジックな要素が多い路線です。
どんな小規模な駅でも必ず有人駅だというのが、僕が思う秩父鉄道の凄い点。

このクマ久々に見たw東急と言えばドアステッカーのコイツです、はい。

三峰口駅。埼玉県では最も西に位置する駅。三峯神社への路線バスが発車している。特筆事項はそれくらい。

三峰口駅から再び秩父鉄道に乗り、寄居で下車。

乗車中に撮影。これ何度か教科書で見たな・・・。

寄居駅秩父鉄道東武東上線、JR八高線が接続するジャンクション。だが駅周辺はそれ程発展しておらず(寧ろ衰退気味な模様)、スーパーはおろかコンビニすらないという状況で少々がっかり。
以前は「ライフ」というスーパーがあった様だけど、数年前に閉店になって以降、建物がそのまんまになってます。

寄居駅から八高線に乗り、終点の高崎まで乗車する。八高線は東京都の八王子から群馬県の高崎までを結ぶ地方交通線。八王子~高麗川間の電化区間は去年4月に乗車済みであり、高麗川~高崎間の非電化区間については今回初めての乗車となりました。
非電化であるけど、小川町・寄居方面から高崎に向かう買い物客等が多く、利用者は割と多い印象。尚埼玉県では唯一の非電化路線。

高崎で信越本線に乗り換え、横川へ。20年くらい前に北陸新幹線の高崎~長野間の開通に伴い、横川~軽井沢間はバスに転換されて廃線となったが、名前は信越本線のまま。勿論この区間(高崎~横川)は"信"濃も"越"後も通っていませんが。

横川駅。信越本線群馬県側の終点です(読みは「よこかわ」。広島県広島市にも横川駅があるがそちらは「よこがわ」)。
廃線となった横川~軽井沢間の線路は「碓氷峠鉄道文化むら」の設備の一部として、また遊歩道「アプトの道」として活用されていたり。

廃線になると道路に転換されたりして、原形がすっかり無くなっているイメージがあったけど、割と残ってたりするんだね。

駅近くで見掛けたサル。こんな人里にも現れるのか・・・。

軽井沢駅へ向かうバス、碓氷線(通称"横軽線")。前述通り、廃線となった区間を結んでいます。本数は一日7-8本とやや少なめ。
これに乗れば軽井沢からしなの鉄道線(旧信越本線)に乗って更に小諸・長野市方面へ進めますが、今回は乗らずにバスを撮るだけ。

SLレトロ碓氷号。横川駅に到着したらたまたま出会った列車です。少し調べてみたら、週末に不定期で走行しているんだとか。信越線と上越線にSLが走る事は知ってたけど・・・。因みに秩父鉄道でも週末を中心にSL列車が走っているとの事。

しかしSLに乗る予定は無いので撮影だけして、高崎へ戻ります。高崎から八高線に乗って高麗川まで乗車し、後はフツーに帰りました。

これで神奈川県と千葉県、埼玉県のJR路線は全線乗車した事になります。東京都も殆どの区間が、茨城県も全区間じゃないけど全路線乗車が既に完了。
関東の大手私鉄京成電鉄以外は全て乗車し、未訪問エリアへの制圧がここ1年間で著しく進んだと実感です。フリー切符に関する知識も少し増えてきたしw