No.455 冬の鉄道旅行2017レポート 後編

前谷地から12:05発 気仙沼行のBRT(39)に乗車します。2時間半にも及ぶ長時間乗車です。

実態は一般道を走行する路線バスなんですが、一部気仙沼線の線路を道路にしたBRTの専用道を走行します。
鉄道トンネルの中をバスを走行し、なんか不思議な感じがします。

南三陸町に入り、過去の津波浸水域になると景色が大きく変わります。津波の痕跡は今はほぼなく、あちこちで嵩上げが行われています。
震災から6年が経ちますが、完全に復興するまでにはどれ程の歳月がかかるんでしょうね。

一部気仙沼線の鉄道の設備が残っている箇所もあったりします。本吉駅は鉄道駅としては使用されなくなり、切符売り場やバスの途中休憩場所として使用されています。

気仙沼に到着。大船渡線との接続駅です。大船渡線気仙沼を境に鉄道とBRTとで分断されています。
鉄道のホームがバス乗り場に転用されており、駅構内にBRTが直接乗り入れるようになっています。

気仙沼から大船渡線の快速列車、ポケモントレイン 気仙沼号 一ノ関行(15:08発,8354D)に乗車。
正式名称「Pokemon with YOU トレイン」は東北地方の復興を目的として、休日を中心に一ノ関から気仙沼間を1日1往復運行している観光列車です。

2両編成で、1両は遊具などが置かれたプレイルーム、もう1両は全席指定席のコミュニケーション車両。車体、車内、あちこちがポケモンに染まっています。第五世代(一部第六世代)のままなんですけどね。
乗客は東北地方内(?)から家族連れの他は、地元の方など。土曜日の上り列車だったせいか、それほど混雑はしていませんでした。
鉄道とポケモンの趣味を持つ僕としてこの列車、一度は乗ってみたかった。

途中の停車駅では行き違い待ちが行われる影響で、停車時間が長く設けられており、スタンプが押せます。
快速とはいっても所要時間は約1時間40分かかり、実は普通列車よりも時間がかかっていたりします。単線ェ・・・。

一ノ関に到着。何気に岩手県、初上陸です。
一関市は岩手県の南部に位置する、人口約12万人の岩手第二の都市です。

ここから再び東北本線に戻ります。一ノ関を境に列車のラインカラーが緑+赤から紫に変わります。と言っても今回は乗らないんですが。いつか乗る時がやってくるでしょう。
一ノ関から17:55発 東北本線 普通 仙台行(542M)に乗車。車両は701系です。E721系と違って座席がロングシートになっています。

小牛田で下車、18:52発 陸羽東線 普通 鳴子温泉行(1743D)に乗車。またしても乗客達の訛りが。

古川で下車。新幹線との接続駅です。コンビニやお土産やさんもあってそこそこ大きめな駅ですが、あまり利用客は多くないような気がしました。時間帯の問題ですかね。よく分からん。

古川から19:44発 東北新幹線 やまびこ56号に乗車し、大宮で下車。

レポートはここまでです。
今回の鉄道旅行は2015年冬の旅行の次くらいには楽しい旅行でしたね。去年冬よりかは断然良かったと思います。
ポケモントレインに乗れたし、新しい地下鉄に乗れたし、今までで一番遠い場所に行ったし。
本当は翌日は小海線に乗りに行こうとしましたが、疲労の影響で中止になりました。これは去年もそうだったよなw
冬に2日連続はきついのかも。